自由ー中場(JIYU-TYUBA) TAKE25

「ウ~ン、何でみんな虫って苦手なのカナ~。」

「…コノ惑星ノ住人ハ虫ガ嫌イダ。」

「ちょっとオマエ黙っとけ!!」

TAKE25

ただ、この惑星のコーヒーの事はここでは触れない

「つーかカノンもさっきゴキブリはムリっつってなかったっけか?」

「アレハ多いのがムリってだけヨ。ホラ、人だって多いと熱気がすごくなってムリデショ?」

それとそれを同列に扱うのは無理があるだろ。

「ソモソモ10ぐらいまでで数えられないモノはアタマごちゃごちゃになるしネ。多ケレバ全部同じでいいデショ。」

お前算数どうしてきたの?

「コノ惑星ノ住人ハ計算ガ…」

「マジで黙ってろ!!」

「でも虫が嫌いな人が多いのは事実だッピ。某学習帳ではデリケートな教師や親御さんたちの抗議によって表紙に虫の写真が使われなくなったという話もあるほどだッピ。」

「アー、ジャポニカってやつネ。」

「だから単語出すな!まあでも気持ち悪いって気持ちはすごくわかんだよなぁ。」

「エイトは虫大丈夫なんじゃないのかッピ?」

「大丈夫だけど、何て言うか…得意ってわけじゃないんだよ。カブトムシとかなら問題なく触れるけど、バッタとかカマキリはちょっとためらいがあるな。細長い足が奇妙と言うかさ。あとは触覚がみょみょみょと動くのがちょっとな。」

「エ?ジャア両方ヲ兼ネ備エタワタシトカ皆ダメジャン。セッカクコノ星デアイドル目指ソウト思ッテタノニ。」

「もうお前バルサン喰らってろ!つーかマジで何しにここに来たんだ、お前は!!」

「キモカワ系デ売リ出シテ地球侵略ノ資金源ニシヨ…」

「帰れええええええええええええええっ!!何突拍子もない事言ってんだ、オイ!?オマエ今Gの代表として地球の全人類敵に回したからな!!」※G自体に罪はありません。

「虫とはいえ、ムシできない発言だなッピ。」

「この修羅場に野暮なダジャレ入れてくるお前の神経も何なの!?てかもうマジで殺虫剤持ってこい!!」

「ハイヨ!」

「何でオマエが行くんだよおおおおおおおおっ!G平気なカノンがいなくなった俺達にできることなんてねーよ!」

「…恐怖で腰を抜かすことしか、できないッピ。」

「…知ってる。」

「邪魔者ガイナクナッタトコロデ、飛行開始ダ!!」

「ゾワゾワッ。」

「分離してきやがった!!マジなんだったんだよ、あのゴキブリコスは!!」

「ブブブブブ!!」

「うっ、うわぁーっ!大群で押し寄せて来やがった!」

「…こ、腰が。」

「何だこの、ただこっちに飛んでくるだけで直接的な危害を加えてこないのに体中から湧き出てくる生理的嫌悪感は!!色か!?いやもう間違いなく色だ!!もはや間違いねー、あの黒光りが気持ちの悪さを引き立たせてるんだろ!?」

「いろはのところのキリ姐さんなら喜んで観察しただろうけどッピな。」

「オマエさっきから割と平然としてるけどホントに虫苦手なのか!?」

「失敬な!苦手に決まっているだろッピ!もごもご。」

「食うとるやないかいィィィィッ!!何だ!?鳥だからか!?鳥は虫喰うからか!?つーかオマエ一応この小説のマスコットキャラだかんな!!G食うマスコットはマスコットって言わねーんだよ!!」

「大丈夫だッピ。G食うクエストをクリアするマスコットもG級クエストをクリアするマスコットも同じようなモンだッピ。むっちゃむっちゃ、けぷ。」

「可愛げあったとしてもグロいんだよ!まああっちもグロいけどこっちはもはや生理的にグロいんだよ!その証拠にオマエ今口の周りにGの足付いてるからな!!」

「オマタセー!殺虫剤持って来たヨ!

…アレ?」

「…ピョコルが一匹残らず駆逐しました。」

「ヘーッ、スゴイ!頑張ったノネ!!」

「そうじゃねーだろ!!」