自由ー中場(JIYU-TYUBA) TAKE28

「フー、結構お腹いっぱいになったワネ。」

「…バケモンだろ、さっきのどう考えても10キロ以上あったぞ。」

「お会計78990円です。」

まあバカみたいに辛いモン乗ってたし作るのに専用のシェフ雇うぐらいだからこれぐらいしても無理ないか。

「チョット待ってて、え~っと、サイフサイフ。

…アレ?サイフがナイ!」

「ふざけんじゃねーぞこの野郎!!」

TAKE28

探偵ものの死亡率は異常

「サッキココイチでお会計した時にはあったから落としたとしたらここで間違いないワネ。」

「これだけの大金だし、確かにスられてもおかしくはねーな。」

「犯人は、きっとここにいるはずだッピ!」

「…どうした?ピョコル。いきなりそんな探偵のカッコしだして。」

「ソウネ、まず手掛かりを探しマショウ!」

「言ってるそばからカノンも!?え、ちょっと俺だけ!?この急展開に適応してないの俺だけなの!?」

「うるさいッピよ、あまりうるさくし過ぎると店にも迷惑かかるし、何ならエイトを目以外黒くしてやるッピよ。」

「それなら犯人にするってわかりやすく言えよ!っつーかそもそもそれ探偵にあるまじき行為だろソレェ!犯行のねつ造じゃねーか!」

「体ハ大人、頭脳は子ども、名探偵カノンヨ!」

見事な逆コナンじゃねーか!

「アタシの見た探偵ものでは犯人は全て目以外が黒く染まってイル。ツマリ犯人は黒い服を着ているはずヨ!」

「オォイ!何だその子ども未満の推理!もしこれがコナンの影響っていうつもりなら謝れ!地面にアタマこすりつけて青山先生に謝れ!!」

「落ち着くんだッピ、犯人A。」

「もう俺犯人扱いなの!?」

「この名探偵明智ピョ五郎がきたからには、もう逃げられないぞ犯人B!いや、犯人B作!」

「佐藤B作への風評被害はヤメロォ!しかもその人ただのB作似の一般客だし!!」

「…なぜこの俺が犯人と分かった!?」

「いえええええええええええ!?マジの犯人だったのかよ!!」

「確かに俺のB作の変装は完璧だった!なのになぜ!俺がサイフ泥棒の犯人だと分かった!?」

「…たまたまだろ。Bが上手く掛かっただけで。」

「Bが上手く掛かっただけ、それ以外の何事でもないッピ。…フッ。」

何でカッコ付けてるか知らねーけどワケわかんねーっつの。テメーはヒヨコ集めてもらってプロポーズ大作戦でもやってろ。

「俺はこれほどまでに鋭いヒヨコを見たのは初めてだ。オマエ、名前は?」

「江戸川ピョコナン、YouTubarさッピ!」

「もうお前黙ってろ!マジでB作さんと青山先生に謝ってこい!」

10分後

「ピーポーピーポー。」

「くそぉ、一足遅かったか。ピョコルめ、まんまと推理しおって。」

「イエ、あのサイフ泥棒は結局なにもとらなかったワ。アタシたちが捕まえたんデス。」

「いえ、奴はとんでもないものを盗んでいきました。」

「…?」

「あなたのサイフです。」

「…知ッテル。サッキ言ったし未遂ヨ。」

「というかそれが言いたかっただけじゃねーかッピ!」

「つーかそもそもこの警官誰なんだよっ!?」