自由ー中場(JIYU-TYUBA) TAKE31

「つーかピョコル、何で今までそこまで大したことないけどめっちゃ気になるようなコト隠してたんだよ!?」

「ヒヨコにも、いろいろあるッピ。」

さすがにくちばし取れるヒヨコはいねーよ。

TAKE31

余計な物は入れない

「それよりも拙者も小説書けたッピ。」

夢で精いっぱい

「なんかライトなファンタジーって感じの題名だな。」

「ソウネ。」

「あんましじっくり読まれるのは恥ずかしいからササッと読んでほしいッピ。」

「はいはい。」

ふ~、お腹いっぱいになったし。ちょっと休憩しようかな。明日は休日だから朝までヤな事忘れて疲れを取ろうか。

「はあ~あっ、ああっ。」

ちょー大きなあくびが出たし、寝ようか。

「…普通の休日のスローライフを満喫するようなユルい内容だな。もはやピョコルとカノン書いたの逆じゃねってぐらいのミスマッチだな。」

「いや、違うな。これは上手く消すとまた別の内容になるんだよ。で、きっとこれがピョコルの真のメッセージなんだよ。」

…そんな洒落たこと考えてないんだけどなッピ。

「よし、こんなモンかな。」

夢精

おっぱい。ちょっと休憩しようか。明日は休日だから朝までヤろう。

「はあっ、ああっ。」

ちく…

「いやオイ待てェェェェェェェェェェィッ!

下じゃねーかァ!うんこれ完全に下だわ。最初は文字の消し方に悪意がある気がしてたけどもはや読めば読むほど確信犯だわ、こんなん!」

「ピョコルってムッツリだったノネ。」

「誤解だッピよ!」

「ないわね。」

「これはナイチンゲール。」

あらぬ誤解を受けまくってて、悲しいッピ。うう…

「気を取り直してさ、次は僕の読んデルタは三角。」

「普段からプラカードで文字書いてるTAMAなら結構書くの上手いはずだよな。」

「いや、そんなことないっテンメンジャン。」

背後から密かに何かが忍び寄ってくる気配がした。しかし、振り向いたところで背後には何もいない。そうしてまた、夜道を歩くとやはり、何かがいるようでならない。さらに振り向いてみるものの、背後には見慣れた夜の閑静な住宅街が見えるだけ。それでも背後からの気配は近づいてきているように感じる。一刻、刻一刻と迫り、最終的には私そのものの存在を消してしまうのかもしれない。私は何か、得体の知れない恐怖に対して、額から冷や汗をツラリと流しながら歩調を上げる。

「…割とマジで本格的だから逆にコメントに困るな、コレ。」

「なんか文学作品でありそうなテイストだッピね。」

「みんな静まっちゃったし、私の読む?ちょっとドロドロした恋愛小説なんだけど。」

「おー、どれどれ。」

貴方解剖純愛話

あなたの両腕を切り落として 私の腰に巻き付ければ

あなたはもう二度と…

「オオオオオオオィ!パクリじゃねーか!もはや間違い探しだろこんなん!それにそういう系ダメだっつってた矢先にコレだよ!確信犯ばっかじゃねーか!」

「いやもうメンド臭かったからこれでいいかなって。」

「いいワケないだろ、しかも言い出しっぺが何言ってんの!?」

「ならそういうエイトは何書いたの?」

「「面白い小説」だよ。」

「なーんかざっくりしてるわね。まあいいわ、貸しなさい。」

「どれどれ…」

面白い小説

…以上!

「帰れ!」